Zoomのクラウドのデータをダウンロードした際にWebVTT(.vtt)ファイルがフォルダ内に大量に溜まってしまい、まとめて削除したいと思いました。
そんなとき、fd コマンドを使えば高速かつ確実に削除できます。この記事では、Mac環境でスペースを含むフォルダ名にも対応した削除コマンドをご紹介します。
🔍 fdコマンドとは?
fd は、find よりシンプルで高速なファイル検索ツールです。MacではHomebrewで簡単にインストールできます。
brew install fd
🧹 .vttファイルをすべて削除するコマンド
以下のコマンドを使えば、カレントディレクトリ以下にあるすべての .vtt ファイルを削除できます。
fd -e vtt --exec rm {}
このコマンドは以下のように動作します:
• -e vtt:拡張子が .vtt のファイルを検索
• –exec rm {}:見つかった各ファイルに対して rm を実行
✅ スペースを含むファイル名も安心
fd の –exec オプションは、スペースを含むパスにも対応しているので、rm “some file.vtt” のような処理も安全に行えます。
⚠️ 確認なしで一括削除したい場合
確認プロンプトなしで一気に削除したい場合は、–exec-batch を使うことでより高速に処理できます。
fd -e vtt --exec-batch rm
💡 応用:Dry-runで安全確認
削除前に対象ファイルだけ確認したいときは、–exec echo を使って確認しましょう。
fd -e vtt --exec echo {}
まとめ
.vttファイルの一括削除には fd コマンドがとても便利です。特にスペースを含むファイル名にも強いのがポイント。作業効率をアップさせたいMacユーザーは、ぜひこの方法を取り入れてみてください!
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